MR協会について


資格:新設・名称の変更について  

平成29年4月1日より、資格の名称は下記通りです。
認定資格の名称.png

資格における合格要件と受験内容一覧

  今年度の認定試験の日程は、年間スケジュールをご覧下さい。

資格 認定条件 受験内容(基準)
クライシス・ピア・サポーター(CPS)は、クライシス場面で個人に対し効果的な支援をするための基礎的な知識やスキルを持っていることを認定する資格です。
CPS
受験料:10,300円
再受験条件:無
【以下の全てを満たす必要があります】
①会員であること(年会費を納めていること)
②基礎講座1、2、3(メッセージ・コントロール、自殺念慮対処、惨事対処)を全て受講修了していること
③CPS認定試験に合格すること(受験には上記①、②が必要です。)
1.ロールプレイ(20分)
2.口頭試問(10分)
メンタルレスキューカウンセラー(MRC)は、クライシス場面で組織やグループに対し効果的な支援をするための知識やスキルを持っていることを認定する資格です。組織介入の際、自殺のポストベンションのメンバーになることができ、CPSに対するケアやコンサルテーションができます。
MRC
受験料:18,600円
再受験条件:無
【A・Bいずれかの全てを満たす必要があります】

①CPS資格を持っていること
②上級(組織支援)1、2、3を全て受講修了していること
③上級(個人支援)1「うつの職場復帰支援」を受講修了していること
④MRC認定試験に合格すること(受験のためには上記 ①~③が必要です)
⑤MRC認定試験に合格後、自殺念慮対処および惨事対処それぞれの実践に関するレポートを1件ずつ提出し、審査に合格すること。レポート審査の締め切りは、当試験合格年月日から1年です。

①UCPC資格を持っていること
②MRC試験に合格すること(受験には①が必要です)
1.筆記(15分)
2.惨事介入の際の支援目的調整面接(20分)
3.情報提供(15分)
4.口頭試問(10分)
(UCPCを持っていない場合はレポート審査)
惨事後ミーティングファシリテーター(惨事後MTGF))は、組織の支援現場で惨事後ミーティングを企画・実施する力を認定する資格です。
惨事後MTGF
受験料:無料
再受験条件:無

【以下の全てを満たす必要があります】
①受験するためには、MRC資格を有することが必要です。

この試験は、調整力・展開力・想像力・チームワーク力・ファシリテーション力・ミーティングのデザイン力等を試験していくというものです。基本的にその日に合格発表があります。

この試験は、上級講座(組織支援)4惨事後ミーティング講座の2日間を通して、主任講師・実技指導者が試験員を兼務して実施されます。
うつ・クライシス専門カウンセラー(UCPC)は、個人支援においては最上級の資格になります。その個人を取り巻く家庭や職場などの周辺環境や医療との連携など、包括的に検討しなくてはならない複雑なケースについて、いつ、誰に、どのような支援を行うか、臨機応変にニーズに対応できる高い応用力を認定する資格です。
UCPC
受験料:18,600円
再受験条件:有
(上級(個人支援)Ⅲ「ロールプレイ講座」を再受講)
【以下の全てを満たす必要があります】
①会員であること(年会費を納めていること)
②基礎講座 1、2、3 を全て受講修了していること
③上級(個人支援)1、2、3 を全て受講修了していること
④UCPC認定試験に合格すること(受験のためには上記①~③が必要です)

1.ロールプレイ(20分)
2.口頭試問(15分) の予定です
メンタルレスキューインストラクター(MRI)は、個人へのカウンセリングはもちろんのこと、組織に対して、適切な心理教育やメンタルケアの提案ができる能力を認定する資格です。活動編成委員会で認められたMRIは、介入チームのディレクターを務めたり、基礎講座や上級講座(組織支援)の講師を担当することができます。MRCに対するコンサルテーションを行なうことができます。
MRI
受験料:18,600円
再受験条件:無
【以下の全てを満たす必要があります】
①CPS資格取得後2年以上、もしくはUCPC資格取得後1年経過していること
②MRC資格を有するか、もしく又はUCPC資格を有しかつ上級(組織)1~3を受講修了していること
③惨事対処についてチームとしての介入2回以上(協会以外の場でも可)、自殺念慮対処、惨事対処のカウンセリング、研修講師等を5回以上の経験があること
④基礎講座および自主勉強会において、以下の計算に基づく経験を6ポイント以上有していること
・基礎講座での実技指導:2ポイント/回、(基礎講座の8割出席)
・勉強会の主催:1ポイント/回
⑤(上記④の条件を満たしたのち)基礎講座または課目講師勉強会において、メッセージ・コントロール、自殺念慮対処、惨事対処の課目講師を各2時間以上計6時間以上実施すること
⑥MRI認定試験に合格すること(受験のためには上記⑤が必要です)
1.支援目的調整面接(20分)
2.口頭試問(5分)
3.基礎講座の一部の講義(40分)
4.受講者からの質問(10分)
5.口頭試問(10分)
メンタルレスキューシニアインストラクター(MRSI)は、危機介入カウンセリングや組織支援における総合力を認定する資格です。上級講座の講師を担当することができます。
MRSI
受験料:18,600円
再受験条件:無
【以下の全てを満たす必要があります】
①MRIの他UCPC、(設定された後は、惨事後ミーティングに合格を保有し、基礎講座において主任講師を経験していること
②全ての上級講座(組織、個人)において実技指導者を経験していること
③2名以上のMRSIからの推薦があり、活動編成委員会で承認されること。総会の場において講演を実施し、聴衆者からの承認を得ること
特に無し

※受験内容は、状況により変更されることがあります。必ずHPで確認ください。
※惨事後ミーティング実力試験(実施予定平成28年度)は、概要が決定次第HP等でご案内いたします。

認定の概要について  

講座でトレーニングした内容に関する面接等の実技能力を客観的に評価し、協会が認定するサービスを、会員向けに提供しています。当協会が認定試験を実施する背景には、一般的なカウンセリングなどの学習が理論に偏りがちで、「頭では理解しているが、実際はそのようにできていない」人が多いのではないかという危惧があるからです。
私たちの実践は、単なる理解にとどまらず、実技として「できる」ことが必要です。そこで、会員の希望者に対して、講義内容に基づく視点で実技能力をチェックする機会を提供することにしました。

また、せっかく講座で勉強しても、カウンセリングの現場は、自ら求めてもなかなか得られるものではありません。実践の機会がないと、学んだことを忘れてしまったり、継続的なスキルアップの意欲が薄れてしまいがちになります。そこで、このような認定の機会を、学習の動機としても活用していただきたいと考えています。

認定試験を受けるにあたっての注意事項

当協会の資格は、カウンセリングや支援の成功を保証するものではありません。会員の自己研鑽のためのものです。 
また、このような試験制度には、不十分な点がつき物です。
 そもそも本来、人の支援に固定のルールがあるものではありません。支援のやり方は個人ごと、支援の場ごとに異なるでしょう。MR協会の提示する方法が、会員の実践の場の実情にそぐわない技術である場合もあるでしょう。 そしてその視点からの実技試験を受けると、ご自分の思ったような評価が得られないことも考えられます。特に、ある一定の実践の場を持ち、そこでの実績を積んでいる人ほど、協会の認定試験結果に納得できないかもしれません。

協会の認定試験は、皆さんの総合力を評価するものではありません。協会で提示した基礎的事項をチェックするものです。しかも「守、破、離」の例えで言うと、「守」の段階の試験です。それぞれの実戦経験をお持ちの方は、すでにご自分なりに「破、離」の域に達している方もいらっしゃるでしょう。そのような方は、もし本協会の認定で十分な結果を得られなくても、自信を落とすことなく、日々の実践に、当協会のお伝えした知識や技術を生かしていただければ幸いです。

 また、 CPS 認定試験の実技時間はわずか 20分です。一時間のカウンセリングのどこかの部分を切り出して、 20 分間だけロールプレイをしてもらう形です。さらに、試験員が同じ部屋にいるというのは、実際のカウンセリングの場とは異なる雰囲気や余計な緊張を与えてしまうでしょう。日ごろのご自分の実力を十分に発揮できない方もいらっしゃいます。
このように協会の認定は、受験者の現場での総合力を完全に評価する場には至っていません。協会で普及している内容が実際に実技として表現できるかどうかのみを評価するものです。その点を十分ご理解いただいたうえで、ご自分の「自己研鑽」の目的と割り切って、この認定試験をご活用いただきたいと思います。

平成29年度の講座と試験  

平成29年度4月以降は、次のようになりました。(画像をクリックすると拡大表示します。)
H29講座と試験.png

UCPC(うつ・クライシス専門カウンセラー)から上位資格(MRI、MRSI)を目指す場合のルートを示したものです。(画像をクリックすると拡大表示します。)
キャリアパス.png