平成26年度MRC認定試験における主任試験員講評

平成26年度MRC認定試験における主任試験員講評

平成26年12月13・14日MRC認定試験における主任試験員講評

今回の試験について小野田主任試験員より講評をいただきました。皆さんの今後の参考になさってください。 2014.12.27 認定委員会
———–
MRC認定試験、お疲れ様でした。皆さんが11月、12月頭を抱えながらも、試験さながらにトレーニングしてきた様子を垣間見てきました。今年は、特に先にMRCになった方が積極的に協力してくださっていて、トレーニング用のシナリオを作成しそのシナリオを使って、受験する方々が情報提供や介入目的調整面接の練習をし、MRCがそれを指導するという連携で試験対策を進めてきた方もいらっしゃることも伺っています。きっとそれ以外にも個別にトレーニングを実施してきていた方もいらっしゃるでしょう。その結果、質の高い試験になったと思います。
このような会員同士の交流や切磋琢磨は、MR協会としても一つの目標の形であり、とても素晴らしいことだと皆さんのご協力に感謝しております。一方、残念ではありますが、トレーニングしたにも関わらず不合格になってしまった方もいると思います。 結果にはショックを受けるだろうなと試験員も心が痛いところではありますが、現場のことを考えると、どうしてもレベルを下げることはできません。皆さんが成長している途中経過だと感じています。是非、再度チャレンジしてほしいなと心より思っています。
それでは、主任試験員として気が付いた点を記載したいと思います。   MRI 小野田奈美
 
1.支援に入る際に重要になる2つのポイント
(1)(支援の前に)情報を収集し、かつ想像(思考)を働かせる
〜彼を知り己を知れば百戦殆うからず~
孫子の兵法に上記の言葉があります。意味は、敵についても味方についても情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということ。介入は決して戦いではないのですが、先方のことを把握し、自分たちのことも把握しないと、良いサポートができないことになります。
そこでまず、状況把握の仕方をおさらいしましょう。
努めて情報を収集することが望ましいのですが、先方も事故対応に追われていたり、先方でさえ客観的な情報を持っていないことも多いものです。その際は、情報収集にこだわらず、今ある情報を元に、自分で現場、特に相手のニーズや心理状態を想像しておくことが必要です。
① 先方のこと
どういう組織(会社概要等チェック)か? そのショックな出来事は、いつ・どこで・どのように起こったのか・何人ぐらいの方がどのような関わりをしたのか・どのぐらいの期間が経っているのか、(5W+1H)、その時その人たちにどんな反応があり苦しさがあるのか・今はどんな反応・苦しさがあっても仕方ないのか、そして会社は何をしてほしいのか等について、できるだけ先方の立場にたって想像を巡らせ、おおよそのことをイメージしておきます。
② 私たち(MR協会)のこと
MR協会・チーム・・・いつ・だれが・どのように支援するのか。例えば、介入場所・介入時期・日程・時間・メンバー・スケジュール・ツール等、今回の支援の状況や制約事項をできるだけ具体的にイメージします。特に、個人(メンバー)については、良く把握する必要があります。自分を含めて、それぞれのメンバーが基礎講座・上級講座で勉強した知識・技術をどの程度修得し、使いこなせることができるようになっているかによって、チーム内で期待されるご自分の役割が変わってくるからです。
 
<参考>
チーム編成や支援メニューの概要は、MR協会事務局が支援ディレクター(MRSI,MRI)と調整し決定しますが、MRCがカウンセリングを担当する際も支援全体を理解していなければなりません。ですから支援前から上の2つのことは意識して情報を収集し、イメージを持っておいてください。
 
そして今回のように本来は支援ディレクターが実施すべき介入目的調整面接に、MRCが臨まなければならないような事態も現実に生じ得ます。その場合は…
 
今回の目的調整面接は、(先方の)誰が出席してくださるのか?その方はどのようなお立場の方か(当日決定権をお持ちなのか・本社は別にあるのか)、その方の苦しさは何だろう?
どのような職場なのだろう。今回の出来事によりどのようなトラブルが生じているのだろう?
どんな苦しい方がいるか?~このショックな出来事で過敏に反応する方はいるだろうか(今回の出来事関 連で会社側が特に心配している方、うつの復職直後や現在も投薬治療を行っ ている方、精神科既往歴のある方、同じようなショックな出来事を以前経験 している方、残業が毎月多い方、プライベートでショックな出来事が起こっ たばかりの方等)その時同時にその人達にはどのような反応が起こっているだろうな~
 
などの情報を収集するとともに、できるだけ具体的に想像します。
 
(2)味方になる(MCを十分活用する)
介入目的調整面接でお会いする方は、通常あなたが一番先にお会いするクライアントです。と同時相手にしてみればあなたは、一番先に会うMR協会の代表です。
味方になるためには、目の前の方がどういう出来事に遭遇したかという「体験」と、その時、現在の「気持ち」を同時にに伺っていきます。体験を聞くという事は、表面的な事柄を聞くということではありません。体験した話の裏にある「気持ち」も一緒に聴くという事が重要なのです。ですからクライエントが発言した感情の言葉は決してスルーせず、あなたがそのことを理解したことを必ず5ステップ(表情)か要約・質問(言葉)で表現してください。
また目的調整面接の中において、情報提供(心理教育)する場合もあると思いますが、その場面は相手が「この人(組織)に相談できるのかな?」という判断をするための重要な材料になります。ですから、心理教育と言っても、上から目線ではなく、「弱っている方シフト」でシンプルで、わかりやすい教育を目指しましょう。説明はどうしても一方的になりがちです。相手の表情を観察し、丁寧ながけ崩れ対策を行いながら、常に味方であり続けることが一番重要なポイントとなります。
 
2.各試験で注意すべき事項
試験のシナリオに沿って、想像力を働かせる→介入目的調整面接に臨む→情報提供に臨む、の順番で、要点を整理、説明してみます。
 
(1)(支援の前に)情報を収集し、かつ想像(思考)を働かせる
皆さんが、試験のシナリオをもらった時に把握、もしくは考えるべき事項です。
① 先方のこと 事件前の事に関して
学習塾である。皆さんの勤務時間(コアタイム)は何時から何時なのか、校長ほか職員・講師・受講生(中学・高校(浪人生含む)+保護者)が関わっている組織。来年の3月には閉校が決まっている、人員削減が必要か? 受験が近い、ピリピリ・苛々している、保護者・受講生からは高い月謝に応じた効果を求められる、担任制なのか? 講師は職員ではない? 3月に閉校になることが決定している講師・受講生ともに辞めたいと思っている人はいるだろう・・・・
事件後については、
被害者・加害者は顔見知りだったのだろうか? それぞれの受講生を担当している講師はいるのだろうか? 保護者会は開いたのだろうか? 開いたときの保護者の反応は、受験生・保護者は早く切り替えて受験に向かわせてあげたい、環境を整えてあげてあげたい、子供たちの心理状態を平常心にもどしたいと思っているのではないか、その反面そのことが頭から離れない受講生・講師・職員がいるのではないか、事件の現場はどこか そこに係わっていたのはどのような人たちか、校長先生が窓口対応なのか、本社とのやり取りはだれがやっているのか、・・・等
そして、更にその後のことについては
保護者からの安全面での問い合わせ、解約依頼、校長のマスコミ対応に対するクレームと、それへの対応、更にその対応への反応。職員の中にも、「学生が怖い」「夜、校舎を閉めるのが怖い」などと話すものがいるかも。「早めに辞めたい」と退職の意志を申し出た講師が15名いるの、真意は?例えば、「辞めたい講師」は、この事件の前からなのか、この事件後に気持ちが一気に大きくなったのか、会社側は本当に辞めて欲しくないのか・・・
会社のニーズについて
会社は何をしてほしいか? 誰に対しどのようなケアをイメージしているのか。ケアを必要としている人数はどのぐらいか?介入目的調整面接をするにあたり、このように先方のことを想像し、にいかに事前にQ(疑問)を立てられるかが鍵となります。
② 私たち(MR協会)のこと
介入は、○月○日・○日(介入日は事故から約2週間後の2日間)。メンバーはMRIを支援ディレクターとしMRC × 2名(合計3名)
今回のツールは、何を使用するか。
また、当日の朝、支援ディレクターから連絡が、介入目的調整面接の当日1時間前、「自分ともう一人のMRCは、電車の事故で2時間ほど遅れる。介入目的調整面接は君が一人でやって」→私は最低限何をしておくべきか。
 
(2)介入目的調整面接
① 全般(味方になる)
単に打ち合わせをしているわけでも、コンサルティングをしているのではありません。私たちは、クライシスの人々の心理状態に応じた適切なコミュニケーションを駆使し、相手の負担が少しでも軽くなるよう、受け取りやすく理解しやすい情報を伝えながら、調整やコンサルティングをすることができる専門家なのです。
ですから、尋問調に質問を続けたり、相手の事前情報若しくは自分の伝えたいことが書いてあるノートばかりに目が行き、目の前の方の表情や動きをよく観察せずに話を進めていくことがあってはいけません。そのような受験者が何人かいらっしゃいました。
ある方は、校長の体験を伺っているとき、自責が強かった校長先生の行動を肯定的に認めてあげようとするあまり、「校長先生はそんな中よく頑張りましたね」「普通じゃできないことですよ」と何回も伝えていらっしゃいました。講座でもお伝えしたように、何回も言う事で違うメッセージが伝わってしまいます。それは「他人事メッセージ」や「頑張ったから、問題はない、気にする必要はない(大したことはない)」という裏メッセージになります。ここでは、1回だけ「校長の立場で良く動かれましたね」あるいは「校長先生がうまく指示を出されたのでみなさんが迅速に対応できたのですね」等と伝える程度にとどめておいたほうが、校長先生の(自分は大変な仕事をしているという)プライドを傷つけないと思います。
また、「マスコミの前で笑顔になってしまいクレームにも・・・」と校長が言った時に、何も対応せずスルーしてしまった方がいらっしゃいましたが、例えば、「原始人的には、ピンチが起こった直後は、ここはもう危なくないんだよ。という事をリーダーが伝えなくてはいけません。そうしないとメンバーはいつまでもその場所に戻れません。また、通常は他人への配慮という点からは出来る限り明朗な雰囲気を心がけることはマナーです。それが笑顔という形で出てしまったのではないでしょうか。リーダーの役割として当然なことだと思いますが、ただ、周りの方はピンチの渦中にはいないので、それは不謹慎だと受け取ってしまうのです。それを私たちは「苦しみの微笑」と言っています。」等、比喩やその現象に名前を付けてあげることで、「良くあることだよ(普通だよ)」、「仕方がなかったよ(無理もなかったよ)」というメッセージを伝えることができます。
また今回の面接場面では、そのことを校長先生が打ち明けてくれたタイミングは、惨事後ミーティングの説明につなげるチャンスでもありました。例えば、「この苦しみの微笑のような表現は、こういう時に出てきやすい態度や表情なのです。ショックな出来事の後の反応なのです。ほかの方にも例えば、自習室に行けない、学生が怖い、校舎の鍵を閉めるのが怖い・・・等の反応が出ていることが予想されます。更にこれの反応が「自分にだけに起きている」と勘違いして、余計に落ち込む方もいらっしゃいます。このことをグループで話すことによって、自分一人だけではなかったんだ、と安心してもらえます。併せて、校長先生の「苦しみの微笑」についても、皆に理解してもらい、グループ全体の雰囲気を変えることが可能になるのです。このような場になり得るのが惨事後ミーティングです」と説明することもできます。そして続けて「私たちは有効なツールだと思っておりますが、校長先生としてはいかがでしょうか?今回のケアに取り入れれた方がいいでしょうか?」と、相手の感触を確かめます。というのも、校長先生としては、惨事後ミーティングでご自分への非難が集中するのではないかという事を恐れていらっしゃる場合も予想されるからです。もしそうなら、惨事後ミーティングを強行するべきではありません。
これは一例です。その場の流れの中で、皆さんがご自分の言いやすい方法を工夫すればいいのです。しかし、いずれにしても、自分が何をすべきかが頭の中で整理されていなければ(事前の想像力です)、このような展開につなげることが難しくなります。
 
② ツールの説明
惨事後ミーティングとは?と質問があった場合、惨事後ミーティングのメリット・デメリットを説明することは、もちろんとても重要ですが、まず、惨事後ミーティングの形式(机をロの字に並べて参加者はそこに座っていただく、進行役はMR協会がし、そこに来る方はどんな方が対象で何名ぐらい。時間は約60分、また、式次第は何か、今回実施する目的はこう等)を具体的に説明して、実施するときのメリット・デメリットをお伝えすると良いでしょう。
 
③ 目標設定
今回の支援の目標がどこにするのかというのは、先方としっかりすり合わせておく必要があります。というのも、メンタルヘルスケアはすぐに具体的な結果が出ないことが多いからです。支援を受けて(ケアをしてもらって)て本当に良かったのかを実感していただくためには、例えば校長先生が、学校本部に報告しやすいようなアウトプットが出るように目標を定めるような視点をもつと良いでしょう。
目標の具体例としては、講師の離職を予防したいという校長先生の意向があるので、今回は離職講師の数を目標にする方法方があると思います。しかし、「講師の離職を0にする」というのは理想かもしれませんが、3月閉校と決まっているところもありますので、現実的ではありません。ここはしっかり、以前から辞めたいと言っている人が何人いたのか? 学校側は本当に辞めて欲しくないのか?等をすり合わせて、人数目標を設定したほうが良いでしょう。
あるいは、「受験も近いので、講師職員の方に今起きている反応を理解してもらい平常の教室運営に戻し、3月まで今回の事故で引きおこりうる不調者を事前に予防すること」などという状態を現実的な目標にすることも1つの手だと思います。
目標の定義のひとつでSMARTというのがあります。
具体的(Specific)、測定可能(Measurable)、達成可能(Attainable/Achievable)、現実的(Realistic)、期限がある(Timebound)。参考にしてみてください。
 
(3) 情報提供
この聴衆の中のターゲットは誰かを考えるべきです。私たちは常に、多くの元気な人に対してではなく「弱っている方シフト」で伝えていきます。そして今回の弱っている方はだれなのか、ターゲットを具体的にイメージして伝えていく必要があります。
回避・侵入・過覚醒という言葉で説明する方が多かったようですが、ここもメッセージコントロールの視点を意識しなければなりません。漢字ばかりの文字が続くと私たちが伝えたいと思っている方々(ショックで集中力が低下している人)の頭には入っていかないことが多いでのす。
「あなたの反応は正常」・「壊れていない」というメッセージは、ぜひ伝えていきたい安心情報です。しかし、中には反応が少ないかもしくは全くない方、あるいはマヒしている方もいらっしゃいます。「ショックな出来事の後には必ず反応が現れる、これは専門家には周知の事実なのです」というメッセージは、そのような人にとって、「自分はそんな反応がない、センサーが鈍いのか、あるいは人として冷たいのではないか」と逆に自信を失ったり自分を責めるような心配情報になってしまいます。バランスがとても大切になります。「3~7バランス」を講座でもお伝えしました。再度、自分が実施した情報提供を、いろんな人の視点で振り返ってみてください。タイムマネージメントは、支援現場ではとても大切です。支援を受ける人は、業務の手を止めているという事を忘れてはいけません。確かに私たちは、先方の要望に応じてケアに入りますが、先方も事件や事故の為に、業務が忙しくなっている場合がほとんどなのです。相手の業務に差しさわりのないようにケアを提供しなければなりません。かといって講師が、早口になってしまうと私たちが伝えたい方々には伝わりにくくなってしまいます。情報提供したい内容を精選するとともに、時間管理を含めたプレゼンテーション能力を日ごろから鍛えておく必要があります。
原稿(借り物理論は相手理論にはなりえない)〜原稿を用意した方も多かったようです。口述原稿のように綿密に書き過ぎいていては、「これは言ったかな、この言葉を使ったかな」と心配になり、目線が下ばかり向くことになります。そうすると、聴衆の体調の悪さ、表情のくもり等大切な情報を見逃してしまいがちです。また中には、試験前から準備した原稿を使ってしまったため、介入目的調整面接で伺った反応や校長が気になっていることを織り込めず、この介入に即していない情報提供になってしまっていた方もいらっしゃいました。
「わかっている」ことと、「伝えられる」ことは別である〜どんな分野でもそうですが、知っていることと伝えられることの間には大きな差があります。十分自分に落とし込めていない内容は、なかなか相手には伝わりにくいものです。ご自分でしゃべっている間にもつじつまが合わなくなってきてしまい、不安な表情が出てしまうと、それは相手にもすぐに伝わり、この研修は何だったのだろうか?とただでさえ惨事でイライラしている聴衆には、その後の支援全体に不信感さえ持たれてしまいかねません。ぜひ単に「わかっている」と過信せず、必ず人の前で話してみるというトレーニング(リハーサル)をするようにしてみてください。
 
3.おわりに
MRC認定試験に合格すると、(徐々に研鑽や経験を積みながら)基礎講座の実技指導者や介入現場での個別カウンセリングが任されるようになります。よって試験でもその視点で評価されます。
実技指導者としての視点は、前回の下園MRSIの講評の「おわりに」を参考にして下さい。
介入現場での個別カウンセリングを経験するということは、その前に介入のメンバーに選定されるという事でもあります。介入メンバーは緊張するアウェーな場所で、他のメンバーとともに協力して活動しなければいけません。つまりバランスや協調性が問われます。さらに現場での一人ひとりの発言・表現・行動は、MR協会全体の印象を決めてしまいます。受験者の皆さんが、協会の看板を背負っているという意識を持っているかも問われています。
また介入現場でのカウンセリングは、クライエント力の低いクライエントに、1回きりの支援であることが多いのです。MCが十分にできており、早く味方になる。クライエントの特性がわかっており、比喩や事例を使って相手が理解できるように伝えていく。つまり「クライエントセンタード・アプローチ」ができていなければなりません。「カウンセラーセンタード」の技術にならないように気を付けください。このカウンセリング力は、MRCの認定試験では、介入目的調整面接で評価しています。
MRCを受験する方は、積極的に、基礎講座の実技指導者補助として講座に参加したり、現場がない方は、ロールプレイ講座を受講し自己研鑽することをお勧めします。
また、今回無事に合格された方は、平成27年3月28日29日(土日)の 「うつ・クライシスカウンセリング支援戦略講座:パイロット版」を受講するとUCPC(うつ・クライシス専門カウンセラー)の認定が付与されます。
合格された方、不合格であった方、これから受験する方は、平成27年度から実施される上級(個人)を是非受講しUCPC(うつ・クライシス専門カウンセラー)の認定試験を目指しても良いでしょう。カウンセリング力を保つ、あるいは向上するための一つの貴重な勉強の場となるはずです。是非トライしてみてください。