MRC実技試験合格後のレポート審査について

MRC実技試験合格後のレポート審査について

MRC実技合格者のレポートについて

MRCに合格した方は、自殺念慮対処、惨事対処に関する自らの実践を1件ずつレポートにまとめ、両方のレポートを書き上げられたら提出し、審査を受けます。以下の専用フォームからレポートを提出してください。 *カウンセリングの枠組みの中での実践のレポートの審査ではありません。職業としていない方もいると思いますので、自分が相手の話を自殺念慮対処・惨事対処の要領・視点にて話を聴く体験としてのレポートで充分です。 レポート審査申請フィーム フォームは、1度に付き1つのファイルしか送信できません。以下のいずれかの方法で送信してください。
  • 自殺念慮対処、惨事対処2回にわけて送信する。(日をあけて送信せずに同一日内に続けて送信してください。)
  • 1つのフォルダに2つのレポートファイルを入れて圧縮する。それを1回で送信する。

自殺念慮対処レポート作成要領

  1. 1つのレポートにつき、A4用紙1枚程度でおさまるように記述
  2. 1項~4項までは面接の概要がわかるように記述
  3. 5項 振り返り メッセージコントロール及び自殺念慮対処の構造化面接に基づいて振り返りを行う。
(1)全 般
面接の全体を通じ、メッセージコントロールをどのように行ったのか、CLの味方になることが出来たのかを記述。また、なぜ「自殺念慮対処」の面接に切り替えたのか(「『死にたい気持ち』を相手が打ち明けた」、「うつの症状が見え隠れした」等)について記述する。
 
(2)症状確認
症状確認をどのように行い、自分自身の確認の仕方で良かった事項や改善を要する事項は何か。改善を要する場合には、どのようにすればよかったのかについて記述する。
 
(3)症状の説明および対処方法説明
うつ状態及びその対処方法についてどのように説明したのか、良かった事項や改善を要する事項は何か。改善を要する場合には、どのようにすればよかったのかについて記述する。
 
(4)できること探し
具体的にどのようなことについて話し合ったのか、良かった事項や改善を要する事項は何か。改善を要する場合には、どのようにすればよかったのかについて記述する。
 
(5)その他
構造化に基づいた面接を行うことが出来たか。出来なかった場合はその理由等について振り返りを行う。
 
各項目の具体的な記述例は以下のPDF資料参照のこと。
(基礎講座で視聴するビデオ教材の事例をレポートにおこしています。)

惨事対処レポート作成要領

  1. 1つのレポートにつき、A4用紙1枚程度でおさまるように記述
  2. 1項~5項までは面接の概要がわかるように記述
  3. 6項振り返り メッセージコントロール及び惨事対処の構造化面接に基づいて振り返りを行う。
(1)全 般
面接の全体を通じ、メッセージコントロールをどのように行ったのか、CLの味方になることが出来たのかを記述。また、なぜ「惨事対処」の面接を行なったのか、何を惨事対処のポイントとしてカウンセリングをすすめたか(普通の面接とは異なる点等)について記述する。
 
(2)事実・思考・感情の確認
事実・思考・感情の確認をどのように行い、自分自身の確認の仕方で良かった事項や改善を要する事項は何か。改善を要する場合には、どのようにすればよかったのかについて記述する。
 
(3)症状確認
症状確認をどのように行い、自分自身の確認の仕方で良かった事項や改善を要する事項は何か。改善を要する場合には、どのようにすればよかったのかについて記述する。
 
(4)症状の説明および対処方法説明
惨事の反応やこれに伴ううつ的反応と、その対処方法についてどのように説明したのか、良かった事項や改善を要する事項は何か。改善を要する場合には、どのようにすればよかったのかについて記述する。
 
(5)できること探し
具体的にどのようなことについて話し合ったのか、良かった事項や改善を要する事項は何か。改善を要する場合には、どのようにすればよかったのかについて記述する。
 
(6)その他
構造化に基づいた面接を行うことが出来たか。出来なかった場合はその理由等について振り返りを行う。
 
各項目の具体的な記述例は以下のPDF資料参照のこと。
(基礎講座で視聴するビデオ教材の事例をレポートにおこしています。)