企業・組織への支援の概要

企業・組織への心のケア支援の概要

企業・組織への危機介入心理支援(心のケア)について

組織内での自殺や大事故など、心理的なケアを必要とする現場へ対応可能な心理ケアチームを派遣します
メンタルレスキュー協会では、企業や組織内で事故や自殺など大変ショックな出来事が起こった際に、協会に登録している会員の心理ケアチームを派遣しています(派遣は有料となります)。 また、自然災害で被災した企業様やその支援活動を実施されている方、紛争地域で被害に巻き込まれている方やその支援活動を実施されている方にも心のケアを実施しております。
ショックな出来事が起こった際の心理的支援には、通常の心理カウンセリングとは異なる特有の知識や支援技術が必要となります。当協会が派遣するメンバーは、全て危機介入に関する専門的な教育を受けているエキスパート達です。
一般的には、CISM(惨事ストレスマネジメント( Critical Incident Stress Management ))と呼ばれていますが、当協会は、数多くの支援経験を活かし、傷ついている方に対して一早く安心していただき、個人そして企業の全体像を視野にいれ、サポートをして行きます。
そのためには、特別な訓練(異なる特有の知識や支援技術)を最低50時間受けたカウンセラーが、惨事の時の「支援プロセス」を踏まえ、サポートいたします。
その支援プロセスを、MC3(エム・シー・スリー)と呼んでいます。


相談の一例
*従業員の自死・未遂が発生し、職場に動揺が広がっているし、従業員が心配なので心のケアをお願いしたい
*自社の工場内で死亡事故・重傷事故が発生して、一緒に作業していた従業員のケアが必要だがどうしたらいいか
*職場が、職場の従業員が大規模自然災害で被災して、心理的影響を最低限にとどめたいので心のケアをお願いしたい
*紛争地域より非難してくる邦人のサポートを支援しているが、支援側の心への影響は大丈夫か心配です
*大規模災害等で、支援活動を実施している支援者のその後が心配なのだがどうしたらいいか
*飛行機、ヘリコプター、電車、車の事故等で、直接的、間接的にかかわった従業員のケアが必要になると思うがどうしたらいいか

危機介入の具体的手法

危機介入は具体的に、以下の手法を用いて心のケアにあたります。
 
○アンケート
出来事による心の疲労度や、ショックの影響を知るためのアンケートなどを実施します。
 
○情報提供(ミニ講義)
ショックな出来事に見舞われた方に起こりうる心身の反応について情報提供(ミニ講義)を行ないます。
皆さまが不安に思われている点や辛い症状を軽減していく対処法などをお教えします。
 
○グループミーティング
同じ体験をされた方にお集りいただき、当協会のファシリテーターを含めてのグループミーティングを行ないます。
 
○個別カウンセリング
通常に言われている「心理カウンセリング」です。お一人お一人丁寧にお話を伺って、その方に最善の個別の心理ケアを行ないます。
 
○関係者様への事後コンサルティング
出来事に関係する部署の責任者様や人事担当の方へ、今後の対処や注意すべき点などについてご助言いたします。
3ヶ月後、6ヶ月後、1年後など、ご依頼先のご希望の時期に、時間経過に合わせた追加のケアを行います。
 
支援では、上記の手法を全て行なうということではありません。
派遣前にご依頼先の対象者や詳しい状況をうかがい、綿密にお打合せの上でご依頼先の状況に最善の方法をご提案し実施いたしております。

料金について

<料金の一例>
M Rインストラクターを含む総勢3名を2泊3日で派遣し、
アンケート、個人カウンセリング、グループミーティング、コンサルティング等を実施した場合 ⇒80万円(宿泊交通費別)
支援内容により若干の増減があります。

メンタルヘルス的視点でのコンサルティング料金(初回20分無料)

初回20分のご相談は無料です。(※お電話またはオンライン、当協会にお越しいただく場合)。
その際に必要なサポートをご提案いたします。お気軽にご相談ください。
実際のサポートについては、個別にお見積りいたします。
詳しくは以下のお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
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