UCPC(うつ・クライシス専門カウンセラー)認定試験
*オンラインで受験される場合はこちらのページに
受験料
20,000円目 的 / 試験内容
カウンセリングの進行状況等を正しく把握し、カウンセリングに関わる目標を意識しつつ、メッセージコントロール等の基礎技術を生かしながら、クライアントの苦しみが減る方向で説明等の支援ができるかを、以下の要領で実技試験します。受験者は、MRSI(MRI)のカウンセリングに陪席しています。突然、MRSI(MRI)は相談室から退席することになり、あなたがカウンセリングを引き継ぎ、終結させなければならないという状況の中で、次の内容が試験されます。
1.MRSI(MRI)が進めてきたカウンセリングの進行状況を正しく把握し、今後どのように展開していくかの案を持っているか(5分の質疑)
2.メッセージコントロール等の技術を活かしつつ、クライアントの苦しみが少しでも減るような説明、提案などができているか(20分のロールプレイ)
3.自分のカウンセリングについて、正しく評価できているか(10分の質疑)
試験の流れ
①受付:指定された時間までに受付を済ませてください。
②シナリオの受領、ビデオ視聴、戦略立案:別室にて、係の者から介入の経緯、クライエントのプロフィールが記載された用紙を受け取ります。ロールプレイまでの30分間のカウンセリング進行状況はビデオで確認していただきます。受験者は現在のカウンセリングの状態を、「バリア病E預金味方」等で把握し、終結までのカウンセリングの進め方の方向性を検討してください。ただしその検討のための特別の時間は与えられません。実際のカウンセリングと同じように、ビデオ視聴をしながら考察してください。ビデオ視聴が終了したら、③の試験に移行します。
③受験:受験会場に入り、試験員の指示に従い着席します。試験員より、現在のカウンセリングについての認識と、引き継いだ後の進め方の方針について簡単な質問があります。続いて、②で視聴したビデオの場面以降、終結までのカウンセリングを約20分実施していただきます。その後、ロールプレイに関して、試験員から約10分ほどの質問を受けます。
④結果の通知:試験が終わった後、希望者は、別室にて試験と同じ内容でMRSI(MRI)がモデリングをしているビデオを視聴できます。結果は、試験後2週間を目途に、全体講評と共に、合格者の受験番号を協会HPに掲載します。
受験資格
以下のいずれか1つ(以上)に該当される方- MR協会の会員であること
- 下記の基礎講座①〜③全てと危機介入上級講座(個人支援)1〜3全てを受講済みの方
- CPS資格を保有していなくても受験できます。
- CPS資格未取得者は、CPS試験とUCPC試験を併願できます。(この場合は、CPS試験受験後にUCPC試験を受験することになります。)
【基礎講座】
①危機介入カウンセリング基礎講座1:メッセージコントロール
②危機介入カウンセリング基礎講座2:自殺念慮対処
③危機介入カウンセリング基礎講座3:惨事対処
または、産業カウンセラー協会主催の
①クライシスカウンセリング1:メッセージコントロール
②クライシスカウンセリング2:自殺企図対処
③クライシスカウンセリング3:惨事対処
※平成24年度以前の①メッセージコントロール、②自殺企図対処、③惨事対処の講座を全て受講されている方も受験することができます。
【上級講座 個人支援】
①危機介入カウンセリング上級講座(個人支援)1:うつからの職場復帰支援
②危機介入カウンセリング上級講座(個人支援)2:うつ・クライシスカウンセリング支援戦略
③危機介入カウンセリング上級講座(個人支援)3:ロールプレイ
※平成28 年度からは、平成26 年度以前に「基礎講座修了者向け勉強会(ロールプレイ編)」若しくは「基礎講座修了者向け勉強会」を受講、修了された方でも「上級講座(個人支援)3:ロールプレイ」の2日間の受講が必須になります。
※UCPCを再受験される方は、平成28 年度からは「上級講座(個人支援)3:ロールプレイ」2日間の受講が必須となります。
注意事項
受験を終了された方は、他の受験者に試験の内容などを知らせないでください。備考
受験にあたっては「認定試験を受けるにあたっての注意事項」を読んで、試験の趣旨をご理解の上お申し込みください。
※1 UCPC認定試験は、会員のためのサービスです。受験するためには、入会手続きが必要です。受験申し込みと同時、もしくはあらかじめ入会手続きをお済ませ下さい。現在会員手続き中の方は、UCPC認定試験の申込フォームにその旨記入して下さい。
※2 各基礎講座は、最低11時間以上の出席が必要です。途中退席された方は、受験資格があるかどうか事務局にお問い合わせ下さい。
※3 受験日時は、原則として希望にお応えすることは出来ません。しかし、遠方からの受験で、飛行機の時間などのやむをえない事情がある場合、可能な限り配慮をさせていただきます。ただし最終的にはご希望に添えないこともありますのでご了承下さい。希望される場合は、具体的な理由を申し出てください。