MRC(メンタルレスキュー・カウンセラー)オンライン認定試験
受験料
20,000円試験内容
以下の要領で試験を行います。- 第1課題:口頭試問 20分 ※資料閲覧不可
- 第2課題:支援目的調整面接 20分+口頭試問5分
- 第3課題:情報提供 15分+口頭試問10分
試験の詳細
すべてオンライン上での試験です。また、こちらはMRC認定試験の実技試験です。
受験の際にUCPC資格保有者以外の受験者は、レポートの提出・審査合格をもってMRC認定試験合格となります。 ただし、レポート期限(1年間)の間にUCPC認定試験に合格した場合は、レポート提出は必要なく、UCPC認定試験合格と同時にMRC認定試験も合格となります。
<第1課題:口頭試問について>
CPS資格保有者として最低限知ってなければならないこと(MC・各症状・痛いところ等「重要」な部分)について、オンライン上にて
問題を見て、手元の紙(なんでもOK)に12分以内に回答を記入していただき、その回答を口頭にて伝えてもらいます。
講座で配布した資料や、自分でまとめたノートなどは、お手元での筆記・口頭試問中は見ることができません。
講座で配布した資料や、自分でまとめたノートなどは、お手元での筆記・口頭試問中は見ることができません。
<第2課題:支援目的調整面接について>
支援目的調整面接は、本来MRIがやるべき作業ですが、大まかな支援戦略が決まっているという前提のシナリオに基づいて、クライアント(惨事が発生した会社)側の実情を正しく聞きながら、支援戦略を説明し、状況に応じて戦略を修正する場面を60分の支援目的調整面接のうち20分間、ロールプレイで試験します。
MR協会が支援できる内容や限界、そのための支援のツールなど紹介する際に重要になる
1.各ツールを正しく理解し分かり易く説明できるか
2.自身もクライシスにある相手に十分な配慮をしながら情報収集と説明ができるか
などが、試験されます。
終了後に試験員より5分の口頭試問があります。
この試験に引き続いて、第3課題の試験を実施します。
<第3課題:情報提供について>
支援目的調整面接と同じシナリオに基づき、惨事後の社員(30名ほど)に対し、心のケアの為に15分間の情報提供をする場面を与えられたという状況で、準備室で55分の時間中に準備し(資料は何を見ても可)、15分間情報提供をする場面をロールプレイしてもらいます。
情報提供する時期や対象に合わせて、どのような内容を、どのような表現で伝えるか、どのような印象を与えるか(メッセージコントロール)等が試験されます。
終了後に試験員より10分の口頭試問があります。
情報提供時の説明の時に用いるツールは、どんなものでも使用できます。例えば、ZOOMのホワイトボード、リアルホワイトボード(フリップボード)、パワーポイント等のソフトウェアの共有等です。ご自身で準備してください。
試験の流れ
集合時間前には必ずZOOMにアクセスしてください。メインルームに案内されるまで待機室でしばらくお待ちください。1.受付: 集合時間になりましたら、メインルームにご案内いたします。メインルームで、
・端末の種類(PC/タブレット)、音声チェック、ビデオが表示されるかどうかの確認を実施します。
・当日の試験の流れを再度、お伝えいたします。
2.第1課題【口頭試問】と第2・第3課題の準備
試験準備室にご案内します。①第1課題【口頭試問】
試験準備室にて、係の者から口頭試問の試験問題が画面共有されます。
それを見ながら、お手元に回答を筆記してください(12分)。12分経過後(もしくは受験者が回答しますと答えたとき)準備室の担当者へ口頭にて回答していただきます。
②第2・第3課題の準備
係の者から実技試験のカウンセリング場面がどの時点から始まるのかなどが記載されたシナリオを画面共有します(試験前に、支援の簡単な概要等は、メールにて送付いたします)。
それをもとに、20分の支援目的調整面接と15分の情報提供との準備をしてください。
準備時間は55分です
3.第2課題受験【支援目的調整面接】
55分経過したら試験会場にご案内します。 試験会場に行きましたら、試験員の指示に従い20分間の支援目的調整面接を実施していただきます。その後、試験員から5分ほどの口頭試問があります。口頭試問のあと、約5分の次の試験の準備時間のあとに第3課題の試験が始まります。
4.第3課題受験【情報提供】
試験員の指示に従い15分間の情報提供を実施していただきます。その後、試験員から、10分ほどの口頭試問があります。
5.結果の通知
試験が終わった後は、試験員の指示に従ってください。結果は、試験後2週間を目処に、実技合格者の受験番号を協会HPに掲載します。受験資格
以下の条件を満たす方が受験いただけます。- CPSに合格済であること
- 「危機介入上級講座(個人支援)1:うつからの職場復帰支援」または、平成26年度以前の「危機介入応用講座: うつからの職場復帰支援」を修了していること
- 危機介入上級講座(組織支援) 1~3または平成26年度以前の「危機介入上級講座1~3」を修了していること
- 医療機関受診中で、受験にあたり医師の許可を取っていない方
- その他、MR協会が受験困難と判断した方
参考:受験者へのアドバイス
MRC認定試験の結果発表時に、主任試験員からのアドバイス・講評を今までの試験分掲載しています。ぜひ試験前に参考にしてください。ポイントが沢山記載されています。アドバイス・講評はこちらから
注意事項
- 受験を終了された方は、他の受験者に試験の内容などを知らせないでください
- こちらの試験は実技試験です。
受験の際にUCPC資格保有者以外の受験者は、レポートの提出・審査合格をもってMRC試験合格となります。 ただし、レポート期限(1年間)の間にUCPC認定試験に合格した場合は、レポート提出は必要なく、UCPC認定試験合格と同時にMRC認定試験も合格となります。 - 初めてのオンライン試験になります。受験要領を知りたい方は、2020年9月12日(土)上級講座修了者向け勉強会の参加をお勧めします。